事務職から未経験でWeb制作の世界へ飛び込んだ私。
スキルアップと年収アップを目指して転職を決意しましたが、実際に働いてみると、想像していた理想とは違う「現実」にも直面することになりました。
この記事では、私がWeb制作会社に転職して感じた「理想と現実のギャップ」について、正直にお話しします。
事務職からWeb制作の道へ踏み出した理由
以前の私は、いわゆる“普通の事務職”でした。業務に大きな不満はなかったものの、ふと「このままでいいのかな」と思うことがありました。
きっかけになったのは、かつて勤めていた会社の業績悪化。
そのとき私は、会社都合で退職を余儀なくされました。
この経験から、「会社に依存する働き方はリスクがある」と感じるようになり、自分で稼ぐ力を身につけたいという気持ちが芽生えました。
そんなときに出会ったのが「Web制作」という選択肢。
独学で学び始め、未経験ながら転職活動をスタートさせました。
未経験から受託制作会社への転職が決まった
学習を続け、無事にある受託制作会社への転職が決まりました。
ただしその会社は、Web制作を専門にしているわけではなく、あくまで「複数ある事業のうちの一つ」としてWeb制作を請け負っている会社でした。
実際に配属された後は、Web制作の業務に携わることもある一方で、主力事業である別部門のサポートデスクや事務処理の業務を担うことが多くなりました。
「Web制作に関われると思っていたのに、実務のほとんどが事務系業務だった」
――そんなギャップを感じることも少なくありませんでした。
現実と理想の間で揺れる気持ち
未経験から採用してもらえたことは、本当にありがたいことです。
ですが、時間が経つにつれ「このままでいいのだろうか」と思うようになりました。
Web制作業務の経験は少しずつ増えているものの、全体の業務の中ではまだほんの一部。
もっと手を動かして、もっとスキルを積んでいきたい。
でも、与えられる業務はWeb以外が中心。
また、年収も前職よりダウンしている現実もあり、このまま今の会社に居続けて本当に自分のキャリアは前に進むのかと考えるようになりました。
キャリアの棚卸しと次の一歩を考える
最近では、少しずつWeb制作の仕事も任されるようになってきました。
学習で得た知識が、実務に生かせたと実感できる瞬間も増えました。
だからこそ、今の自分の市場価値を一度見直してみようと思いました。
この経験を経て、「次はWeb制作を主力事業としている企業で働いてみたい」という思いが強くなってきています。
受託制作にこだわらず、自社開発や社内制作チームなど、より実務に集中できる環境を目指して、次の転職も視野に入れています。
転職後もキャリアは続いていく
理想と現実のギャップに戸惑うのは、誰にでもあることだと思います。
私自身も、いろんな気持ちが入り混じるなかで、少しずつ前に進んできました。
これからも色々迷いながら進むしかないんだなと考えています。
「今の働き方、このままでいいのかな」
「もっと自分に合った働き方があるかも」
そんなふうに感じることがあれば、ちょっと立ち止まって、自分の気持ちを整理してみるのもひとつの方法かもしれません。
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