「どうして転職したの?」「給料あがったの?」
WEB制作会社に転職してから、何度かこんなふうに聞かれたことがあります。
転職して年収は下がりました。手取りで見れば、前職よりもずっと少ないです。
でも私は、この転職を後悔していません。むしろ「自分の人生を取り戻すための第一歩だった」と、今は思っています。
今日は、「年収が下がってでも、転職してよかった理由」と、「これからどうやって巻き返していくか」の正直な記録を綴ります。
年収は下がったけど、心と身体が元気になった
転職前の私は、毎日がしんどくて仕方ありませんでした。
年功序列の会社で、空気を読むことが絶対という職場。
とくにある年上の女性先輩社員に気を遣うのが本当にしんどくて、顔色をうかがいながら仕事をする日々でした。
それに、片道1時間かかる通勤。ほぼ座れない電車通勤にぐったりして、会社の行き来だけで疲れていました。今の会社は、ほぼリモート勤務。通勤がなくなり、人間関係のストレスもほぼゼロに近いです。
心も体も軽くなった実感があります。
“自分の力で稼ぐ”ことが少しずつリアルになってきた
前職では、完全に「会社ありきの自分」でした。
もし会社がなくなったら、私には何も残らない。そう思っていました。
でも今は、ポートフォリオを作ったり、副業案件を探したりと、“会社の外”でも自分を活かせる選択肢を探し始めています。
それはきっと、スキルが身についてきたからこそ、見える世界。
もちろん、すぐに収入が増えるわけじゃないし、道のりは長い。
でも、少しずつでも「自分の力で稼ぐ道」に近づいている感覚が、何よりの支えになっています。
もちろん、すぐに収入が増えるわけじゃないし、道のりは長い。
でも、少しずつでも「自分の力で稼ぐ道」に近づいている感覚が、何よりの支えになっています。
年収ダウンを巻き返すために、これからやること
お金の余裕は正直あまりありませんが、時間と心には、以前よりゆとりがあります。
だからこそ、今は副業やスキルアップに充てられる“エネルギー”が増えたと感じています。
現在は、無料教材を活用しながら知識の底上げを続けつつ、転職エージェントにも登録しました。
「転職して満足しているのに、また転職を考えるの?」と思う方もいるかもしれません。
でも私としては、今の環境に感謝しつつも、次のステップに備えておくことが大切だと感じたからです。
未経験からWeb制作の仕事に携われている今の職場には、本当に感謝しています。
ただ、その一方で、Web制作以外の業務も任されているのが現実です。
会社としては、30代後半・未経験の私に「制作だけ」を任せるのは難しいという事情もあると思います。
その代わりに、これまで経験してきた事務作業やサポート業務を任されるのは仕方のないことですし、必要とされるのはありがたいことです。とはいえ、今後も年収を上げていくためには、やはり転職が最も現実的な手段でもあると考えています。
私の目標は、年収450万円。
副業とスキルアップ、そして必要であれば転職も視野に入れながら、複数の道を組み合わせて、少しずつ収入を増やしていく計画です。
「どうせ私なんて」と思っていたけれど…
以前の私は、つい自己否定のループにはまっていました。
結婚もしていないし、年収も低いし、貯金もじわじわ減ってる。
「どうせ私なんて」と、他人と比べて落ち込むこともしょっちゅうありました。
でも最近は、少し考え方が変わってきました。
せっかくこの年まで生きてこれたんだから、自分の人生をもっと大切にしてあげたい。
どんな結果になるか分からないけど、今できることを前向きに積み重ねたい。
転職は人生をリセットする手段じゃない。再スタートのきっかけ。
年収は下がりました。でも、得たものは想像以上に大きかったです。
- 心と体にゆとりができた
- スキルが少しずつ身についてきた
- 未来に希望を持てるようになった
転職は、人生をやり直す魔法じゃありません。
でも私は、この再スタートを選んで本当によかったと思っています。
これからも焦らず、自分のペースで、前に進んでいきます。
この記録が、いつかの自分や、同じように悩む誰かの勇気になれば嬉しいです。
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